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『僕のお茶遍歴』_01マテ茶

| 第1回 |

マテ茶

地球の裏側で生まれたガテン系のハーブティー

私は体質的にお酒が飲めないので若い頃からコーヒーや紅茶、
それにマテ茶が好きでした。
マテ茶はブラジルやパラグアイ、アルゼンチンの
3カ国で愛飲されているハーブティーです。
西洋のコーヒー、東洋の茶(とそれを発酵した紅茶)
それにマテ茶は『世界の3大ティー』として知られているのですが
マテ茶は日本にとっては地球の裏側の国々の
お茶なので紹介されるのが最後になりました。

マテ茶が他のハーブと違うのはカフェインを含むこと。
そして日本人に不足しがちな鉄とカルシウムを
豊富に含むことで知られています。
ま、早いハナシがガテン系なんですよ。
そんなことから私は

「マテ茶はどんなときに飲むと良いですか?」
と聞かれたときには
「友達に引越しの手伝いを頼まれたとき」

と答えています。

マテ茶の効能としてはカフェインが脳の血管を収縮させるので
頭がズキンズキンする頭痛には痛みを和らげることができます
(ただしカフェインの摂りすぎは逆に頭痛を招きます)。
またカフェインは脂肪を分解するので運動する30分前に
マテ茶を飲んで運動するとシェイプアップ効果が高まります。

さてマテ茶にはグリーンタイプとローストタイプの2種類があり、
煎茶と焙じ茶に対応します。成分の違いはほとんどありませんが
ローストタイプの方がほんの少しカフェインが少ないです。
マテ茶の楽しみ方に冷たくして楽しむアイスマテ茶と
ミルクで割るマテ茶ミルクがあります。
現地では前者をテレレ、後者をコシードといいます。
コシードを楽しむときはローストタイプを用いますが
味が薄いとミルクに負けて美味しくないので
濃いめに淹れることが大切です。ところでグリーンタイプも
ローストタイプも意外なことにごはん食に良く会うので

煎茶の代わりに食後のお茶としてもお楽しみください。

この記事を書いた人


林真一郎

薬剤師 臨床検査技師 東邦大学薬学部薬学科卒業 調剤薬局や喫茶技術スクール勤務を経て1985年ハーブショップグリーンフラスコ開設 日本赤十字看護大学大学院、城西大学医療栄養学科非常勤講師 日本メディカルハーブ協会理事長 日本アロマセラピー学会理事 日本ホリスティック医学協会理事 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『メディカルハーブの事典』東京堂出版 他多数


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私は体質的にお酒が飲めないので若い頃からコーヒーや紅茶、
それにマテ茶が好きでした。
マテ茶はブラジルやパラグアイ、

アルゼンチンの3カ国で
愛飲されているハーブティーです。
西洋のコーヒー、東洋の茶

(とそれを発酵した紅茶)
それにマテ茶は『世界の3大ティー』

として知られているのですが
マテ茶は日本にとっては

地球の裏側の国々のお茶なので
紹介されるのが最後になりました。

マテ茶が他のハーブと違うのは

カフェインを含むこと。
そして日本人に不足しがちな

鉄とカルシウムを
豊富に含むことで知られています。
ま、早いハナシが

ガテン系なんですよ。
そんなことから私は

「マテ茶はどんなときに
飲むと良いですか?」
と聞かれたときには
「友達に引越しの手伝いを

頼まれたとき」
と答えています。

マテ茶の効能としては
カフェインが脳の血管を
収縮させるので
頭がズキンズキンする頭痛には

痛みを和らげることができます
(ただしカフェインの摂りすぎは

逆に頭痛を招きます)。
またカフェインは

脂肪を分解するので運動する30分前に
マテ茶を飲んで運動すると

シェイプアップ効果が高まります。

さてマテ茶にはグリーンタイプと

ローストタイプの2種類があり、
煎茶と焙じ茶に対応します。

成分の違いはほとんどありませんが
ローストタイプの方がほんの少し

カフェインが少ないです。
マテ茶の楽しみ方に冷たくして楽しむ

アイスマテ茶ミルクで割るマテ茶ミルクがあります。
現地では前者をテレレ、

後者をコシードといいます。
コシードを楽しむときは

ローストタイプを用いますが
味が薄いとミルクに負けて

美味しくないので
濃いめに淹れることが大切です。

ところでグリーンタイプも
ローストタイプも意外なことに

ごはん食に良く会うので
煎茶の代わりに食後のお茶としても
お楽しみください。

この記事を書いた人


林真一郎

薬剤師 臨床検査技師 東邦大学薬学部薬学科卒業 調剤薬局や喫茶技術スクール勤務を経て1985年ハーブショップグリーンフラスコ開設 日本赤十字看護大学大学院、城西大学医療栄養学科非常勤講師 日本メディカルハーブ協会理事長 日本アロマセラピー学会理事 日本ホリスティック医学協会理事 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『メディカルハーブの事典』東京堂出版 他多数


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